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山中問答

東京の青梅市よりローカルなブログ
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高峰秀子の「にんげん住所録」
本 高峰秀子著「にんげん住所録」(文芸春秋)を読む。
このような人の書く随筆には活字や映像でしか知らない有名人の一面を知る楽しみがある。
この本もそのようなことも書かれている(なにせ皇太子さま、美智子さままで出てくる)。
そのなかで興味深かったのは小津安二郎に関しての章に「私が今日まで生きた70余年の間には、もちろん途方もなく立派で美しい風貌の男性に出会った。作家の志賀直哉、画家の梅原龍三郎、中国の周恩来、映画の小津安二郎、の諸先生である。」と書かれている。
高峰秀子は周恩来以外の「立派で美しい風貌の・・・・・諸先生」方には仕事や親交があったりで数多く会っているだろうが、周恩来には何回も会ってはいないだろう。高峰秀子のような立場の人はここに書かれている以外にも多数の「立派で美しい風貌の男性」には会っているだろうが、それらにもまして周恩来はよい印象を与えてたようだ。
以前に女優の杉村春子が中国訪問に関してのインタビュー記事だったのだろうが、周恩来には惹きつけられる魅力がある話をしてる本を読んだ記憶がある。
思うに周恩来は写真や映像で見るだけでも人を惹きつけるものがありますが、高峰秀子や杉村春子のような方でも1〜2回しか会ってはいないだろうが印象に残る魅力ハートがあったのだろう。
| rihaku | | 19:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
「道教」
本 「道教」著者ーポーラ・R・ハーツ 訳者ー鈴木博 発行所−青土社を読む。
道教からは仙人、不老長寿などの言葉を連想するのだがよく解らない(宗教?)、この本では『道教では、言葉で言い表すことのできる「道」は真の「道」、つまり「恒常不変の道」ではないという。道士や書物の著者は「道」を指し示すことはできるが、各人の「道」は自分自身で見出さなければいけないのである。』とあるので道教とは何かなどと探ることは意味がないのかもしれない。 しょんぼり
道教といえば老子、その老子は司馬遷の「史記」にも書かれてはいるのだが実在の人物かは疑問もあるようなのだ。道教のさまざまな宗派は老子の作とされている『道徳教』を基礎としているようだが、瞑想、食養生、肉体の鍛錬など何でも含まれておりヒンドゥー教に似ているようでもある。(ヒンドゥー教がどのような宗教なのかも知らないのですが。)
道教がめざした一つの不老長寿は現代の医学でも最大の目的でしょう。不老は食事や運動などの生活習慣で、長寿は医療で少しでも延ばすようにしています。
道教により不老長寿のために作られた仙丹で少なくとも6人の唐の皇帝が水銀中毒で死亡しているとか、不老不死を望んでいた秦の始皇帝は仙丹によって死期を早めたのではないかと他の本で読んだことがあり、残念ながら仙丹はうまくはいかなかったようだが、今日でも同じような目的の怪しげな広告はよく見る。(若さや美肌よみがえる食材、化粧品とか、若さと元気が出るような印象を与えるドリンクのコマーシャルなど。)
| rihaku | | 19:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
「すぐわかる日本の絵画」
読書 「すぐわかる日本の絵画」守屋正彦著 発行所 蠹豕美術を読む。
絵巻物や障屏画はよく見るので、飛鳥時代の仏教絵画から現代まで絵画の歴史を簡略に書かれているので日本の絵画の流れを理解する参考になりました。(何はともあれ短時間で読めて、絵画の流れがわかったような気になれる。)
絵巻物の章では評価が高い「源氏物語絵巻」について「顔の表情もいわゆる「引目鉤鼻」(ひきめかぎはな)で描かれ、均一的である。」と書かれている。同じような人物、表情が続く「源氏物語絵巻」のよさが解らないでいる私には説得力があるのですが、本は続いて「ただ仔細に見ると、・・・・・引目に表れた微妙な表情は、デリケートな感情を画面にただよわせる。」とホローはされています。
絵巻物は「信貴山縁起絵巻」「伴大納言絵巻」や「鳥獣人物戯画」などの方がおもしろい。

屏風画はリンクを張ったdown東京国立博物館のほかにも、いろいろな「祭礼図」など見ていて楽しい楽しくなるものが多くある。

東京国立博物館 館蔵品 近世の屏風
| rihaku | | 19:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
「木下恵介の遺言」を読む
「僕が松竹大船撮影所の助監督となったころ、木下恵介といったらほとんどの人々が、日本映画界で黒澤明と対等な、時には黒澤を凌駕さえする大監督だということは知っていた。だが、日本映画の潮流がその後汚水濁流となってわが国の映画文化を下流に押し流し去って以後、木下恵介の名は流砂の下にすっぽりと埋もれてしまったように見える。」と書いている著者は木下監督に師事し数本の映画のチーフ助監督をした人だ。
木下作品は公開時に何本かは見ているが(「二十四の瞳」は公開時だったか?「喜びも悲しみも幾歳月」「楢山節考」など)、先月からNHKのBSで放映されている木下恵介監督特集を見ているので図書館で 本「木下恵介の遺言」著者横堀幸司(朝日新聞)を借りた。
黒澤明、小津安二郎などは外国で評価されていることも影響があるのだろうが話題になることが多い。木下恵介(1912〜1998)の作品は作られた時代との関連がより強く、そして小学唱歌、童謡、軍歌が大きい役目をはたしている作品などは時代が変わるとその感性は伝わりにくい、ましてや外国人には伝達できないであろう。
しかし何よりの問題なのは今の時代が「本質的には、きわめて保守的理論的な木下さん・・・・・」であるが「そして木下さんが、終始一貫映画作家として持ち続けてきた主題的原点とは、・・・・・・「反戦」「反天皇制国家観」だと思う。」と書かれていますが、その主題が多くの人に伝わりづらくなっていることであろう。
木下作品に数多く出ている高峰秀子ですが「カルメン純情す」の冒頭では、私が抱いている高峰秀子のイメージとは違う役を見事に演じています(ストリッパーのカルメン役で数分踊る)、さすが女優高峰秀子です。
| rihaku | | 19:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
シルクロード鉄道
図書館で子供向けの本「鉄道でアジアが見える!中央アジアの鉄道(シルクロード鉄道)」著・秋山芳弘 編・こどもくらぶ(旺文社)を見る。
以前にトルファン〜敦煌と北京〜大同の夜行死寝台列車に乗ったことがあるのでこの本が目にとまる。
中国と中央アジアのシルクロード鉄道の本。
中央アジア(ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギス)にはじめて鉄道がつくられたのは、19世紀後半から20世紀はじめのことで、帝政ロシアは軍事目的とともに、農業資源(とくに綿花)を運びだすために鉄道を建設したと書かれている。日本もおなじ目的で他国に鉄道を建設をしている。
ロシアの鉄道はノヴゴロド〜モスクワの寝台特急には5年前に乗りました。以前はシベリヤ鉄道全線のウラジオストク〜モスクワ(車中5〜6泊はする)の旅に行きたかったのだが・・・・・・・・。
| rihaku | | 19:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
「放浪記」を読む
「放浪記」林芙美子(1903〜1951)著を読む。
林芙美子に興味があったわけではなくこの夏にテレビの成瀬巳喜男監督特集・高峰秀子主演、その後に舞台中継の森光子主演の「放浪記」を見ていたので古本店に「放浪記」新潮文庫が100円であるので読んでみようとの気になり買う。
林芙美子が放浪中の日記ノートが元になっているそうだが、新潮日本文学アルバムによると「ここに書かれていることは事実とみなすことはできない。日記の順序もいりくませてあるし、意識的な韜晦(とうかい)と虚構が多いからである。・・・・・・・・彼女の書くものは、随筆でもたいへんうそが多いのである。」とある。
この小説を読むと彼女にはそのようなことはあるだろうとの推測はつく(言われてみればとのこともあるのですが)。私生活の記録というより創作と見るべきなのだろう。
買ってからだいぶ過ぎて読み出したのだがポツリポツリと読んでいたので読み終えるのに二ヶ月近くかかる。
小説を読んでふり返ると映画も舞台も原作の雰囲気よく表していたと思うのだが高峰秀子の「放浪記」がよかった。
| rihaku | | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
「悪役レスラーは笑う」を読む
今日はすっきりとした青い空のよい天気だが寒い日。
テレビでプロレスは子供の頃に電気店の倉庫のようなところでたしか金を払って?見たような記憶とその後にはよその家の庭で多くの人と一緒に見た思い出がある。(テレビのある家が周りの要望で庭を開放し戸を開いて見させたのだろう。)
プロレスラーで馴染みの名前は力道山を初めに木村政彦、遠藤幸吉、レフリーの沖識名、外人レスラーではシャープ兄弟、ルーテーズなどは知っている。この本、森達也著「悪役レスラーは笑う」(岩波新書)に書かれているグレート東郷も知っている。
その後のプロレスはジャイアント馬場、アントニオ猪木などはチャンネルを回しながらテレビで5〜10分ぐらいは見たのだろうがあまり記憶はない。記事を読むことはなかったが、よく目にしたのは駅などで人が見ているスポーツ紙や夕刊紙の大見出しの活字の記憶がある。テレビで相撲はよく見ていた。
この本を図書館で借りたのは新刊書の棚にあったことと、今でもプロレスの話をする友がいるので読んでみる気になる。内容は漠然と抱いていたプロレスに対するイメージとそんなに変わらないが、このようなことだったのかと知ることが多くて面白く読む。
少しものたりないのはグレート東郷の調査が深くなされていないことだ。(やむえないのだろうが3〜4人からの伝言が主になっている。)
時代に対する捉え方は同感することが多い。
(ちなみにこの本によるのだがテレビは1953年2月1日がNHKが本放送開始。同年8月28日に日本テレビが本放送開始。翌54年2月19日に初めてプロレスが中継された。両国三連戦の初日はNHKも放送。三連戦のカードはすべて、力道山・木村政彦組と、ベンとマイクのシャープ兄弟組みとのタイトル・マッチだったとのこと。)
一緒に借りた山口淑子の「「李香蘭」を生きて」(日本経済新聞社)も興味深く読む。
| rihaku | | 17:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
「中国の歴史」を読む

「中国の歴史10 ラストエンペラーと近代中国」 菊池秀明 著者 蟾崔娘劼鯑匹燹
今日の状況を理解するのに参考になる。この本に書かれている歴史は今日に直接続いています。
この中で興味深く読んだのは “孫文には「失敗の英雄」すなわち何度も失敗しながら、革命をあきらめない男という皮肉めいた評価もあった。” のような記述があることだ。孫文の経歴などよく知らないのですが、私なんとなくその言葉に納得してしまう。
| rihaku | | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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