入間市博物館で三日間(12〜14日)行なわれた「むかし映画マラソン」で上映された9本の中の一つ「誓いの休暇」を見る。
入間市博物館 埼玉県入間市
「誓いの休暇」は1959年制作のソ連映画、カンヌ国際映画祭などで賞をとっている作品です。
内容は通信兵の主人公アリョーシャは戦場で敵戦車に追いつめられ、偶然みつかった対戦車砲を手にして、必死に放った弾丸が戦車に命中したのである。思いがけず功績を上げ、その報賞として特別に六日間の休暇をもらう。
必ず期日内には部隊に戻らなければならない(だから「誓いの休暇」?)。
彼はその休暇で故郷の母に会いに帰るのですが、旅の途中で様々な人に出会います。
そして乗り継いだ軍用貨物列車のなかで、アリョーシャは少女シューラと出会い、列車の中で二人は心を通わせていくのだが、アリョーシャは戦争の犠牲になってしまう・・・・・・・・・・・。
映画を見ての感想は、戦争が平凡な幸せを破壊し、悲惨と不幸をもたらすことを改めて認識させられます。
そして初恋映画でもありました。
「むかし映画マラソン」では、そのほか「グランドホテル」「戦艦ポチョムキン」「荒武者キートン」などを見ました。