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山中問答

東京の青梅市よりローカルなブログ
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「中国、なんですかそれは?」を読む
本「中国、なんですかそれは?」著者・小田 空(おだ そら) 発行所・(有)旅行人
を図書館で借りて読む。
巻末には著者の短い紹介記事はあるのだがよく分からないのでインターネットで調べると漫画家とのこと。漫画が本の3分の1ぐらいスペースを占めているのだが、その漫画に馴染むにはページがだいぶ進んでからであり、それから漫画を楽しむことができた。著者は中国には長く?住んだようであり日常生活で出会う中国と日本の生活習慣との違いを鋭い目?での観察をユーモアを交えて書いている。
例えば
『延安で暮らしはじめたその春に、繁華街のまばらな人ごみの中で、前方から歩いてくる若い女の人に目が釘付けになったことがあった。そのおでこに、人差し指と親指でつくったくらいの大きさの、赤黒い円形のアザのようなものが刻まれていたのである。
そ・・・・・・・・。それはまさに奇跡的に珍しい、コンパスで描いたような天然の身体的特徴なのか?あるいはそれも新手のオシャレなのか?
と思いきや、ほどなくして、実はその不思議なアザをつけて人は一人だけでは全然とどまらず、その後町へ買い物に出かけるたびにちょくちょく見かける、延安ではさして珍しいモノではないことに気がついたのであった。』
それは「化缶」(フォグアン)という中国の伝統医療の一種。おちょこの丸いようなものの中に火をつけて、体に押しあてると火が消えて中が真空になり肌に吸いつく、いわゆる吸い玉療法。その跡が残っているのである。
『普通は腰とか背中とか、服で隠れている部分にしないか?一番目立つ顔の、それもおでこの正面なんかにアザ作って人目は気にならないのか?その感性は日の丸より謎であった。
「いえ別に。一週間もすれば消えてしまうし、なによりも頭痛と肩こりにはとても効きます」
と、誰も気にする様子はない。はぁ〜そんなもんですかね〜。いや、しかし・・・そうはいっても・・・、ね〜、いくらなんでも。
しかしそこで、かってポーランド人に「日本人はどうしてマスクなんかつけて平然と町を歩けるのか?」とつっこまれたことを思い出した。
彼らにしてみればマスクというものは病院や研究所で使われる特殊な衛生用具で、それを生活の中で日常的に使うという感性は理解できなかったらしい』(著者は98年から1年間延安で日本語教師をしている。)
のような観察眼で書かれている。
あとがきでは『日々刻々と進化し続ける現代中国、日本の二六倍の面積を擁する中国の、おだの目を通して切り取った1部に過ぎなく、「これが中国だ」というような受け取り方をされないように注意されたい。』とは書かれているが旅行者には見えなかったり又見ていても見過ごし気がつかないような一面を知ることができ、そして視点が面白い。(引用ばかりで気が引ける記事になりました)冷や汗
| rihaku | | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
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